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山ノ内町の伝統野菜・前坂大根を紹介します!

2020 5/16
山ノ内町の伝統野菜・前坂大根を紹介します!

信州・長野県の北信(北部エリア)で随一の観光地と言っても過言でもない山ノ内町
地獄谷野猿公苑がある湯田中渋温泉郷はお猿さんが温泉に入るという世界から見てもかなり珍しいこともあり、日本国内のみならず、海外からのお客様からも大人気♪
また、国立公園にも指定されている自然豊かな志賀高原もある山ノ内町。
そんな自然豊かな山ノ内町で育まれた信州の伝統野菜
前坂大根
今回は、この前坂大根を紹介します!

目次

山ノ内町の伝統野菜・前坂大根ってどんな大根!?

前坂大根を育む山ノ内町は、標高2,000m以上の高い山をいくつも有しています。
その山の中にある志賀高原から流れ出る清らかな水と澄んだ空気、そして、冷たく湿った「やませ」が吹くため昼と夜の寒暖差が大きい気候風土という恵まれた自然条件の中で、育まれた伝統野菜、それが、前坂大根なのです。

信州の伝統野菜の中で大根は種類が最も多い野菜の一つなのです。
現在、信州の伝統野菜として認定されている大根は12種類。
●平成19年認定
上野大根(諏訪市)、親田辛味大根(下條村)、たたら大根(長野市芋井)、
戸隠大根(長野市戸隠)、ねずみ大根(坂城町)、灰原辛味大根(長野市信更町)、
前坂大根(山ノ内町)、牧大根(安曇野市)、山口大根(上田市)、
●平成20年認定
切葉松本地大根(松本市他)、上平大根(千曲市)
●平成25年認定
後山地大根(諏訪市)
※中でも前坂大根は手に入りずらい貴重な大根なのです。

前坂大根の歴史

前坂大根の来歴は不明です。
諸説ありますが、江戸野菜(東京の伝統野菜)である「練馬大根」を基にして改良されて栽培されたとも言われています。
前坂大根は、第二次世界大戦前後が栽培の最盛期で、その時代は山ノ内町の温泉街の方々に盛んに出荷され、山ノ内町各地で前坂大根を楽しむ事が出来ました。
ですが、現在は一部の農家さんが自分用にと自家栽培しているのみで、市場にはほとんど出回る事はありません。
そんな、前坂大根ですが、平成19年(2007年)9月12日に伝承地認定野菜に認定されたり、「前坂大根の会」の方々が守り受け継ぐ活動により、山ノ内町内だけでなく長野県全域で認知度が上がってきている伝統野菜です。

カノナ カノナ

それでも、自家栽培している農家さんも年々減少していることもあり、山ノ内町に住んでいても食べたことがないという人が多いのです。
そんな前坂大根を守り大切に丹精込めて作りだされている前坂大根はとても味わい深い大根ですよ。市場には出回らなく地元でしか味わえない特別な味です。

前坂大根の特徴

前坂大根の分類はアブラナ科ダイコン属
生産地は、山ノ内町前坂地区(名前の由来は生産地の「前坂」からきています)
収穫時期は10月中旬〜11月中旬になります。
スーパーなどで見かける一般的な青首大根の旬より少し早めで期間が短い事が特徴です。
前坂大根は、長さ30㎝、太さ5㎝程度の長細い姿をしていて、重さは300~350グラム程度です。
一般的な大根と比べるとやや小さく、少し下ぶくれ型で、肉質が緻密でかたく、水分が少ないことが特徴です。
主な栄養は、一般的な大根とほとんど同じで、葉っぱ部分はβ−カロテン、ビタミンE、C、鉄、カルシウムなどが豊富となっており、根(白い部分)はビタミンC、食物繊維が豊富です。
女性には嬉しい栄養素ですね。

前坂大根の料理方法

前坂大根は見た目も特徴的ですが、味もまた特徴的です。
生で食べると辛みがとても強く感じられるため、おろしにして薬味として食べるのに最適です。
坂城町の伝統野菜「ねずみ大根」と似ていますね。
ねずみ大根よりは辛くないので、食べやすい!?かなと思います。(辛い物が苦手な方やお子さんにはちょっと厳しいかもしれません)

果肉はかたく、綿密…みっちとしてつまっている感じです。
水分が少ないため、長期貯蔵に適しています。
長期貯蔵にはたくあん漬けとして利用されることが多いです。
また、拍子切りして干し大根としても楽しまれています。
たくあん漬けや干し大根にすると特有の辛みが抜けて甘みが濃縮されてとても美味しい大根に変身しますよ。
果肉がかたいため、荷崩れしにくいことも特徴で、煮物としても良く利用されています。
その他、信州名物のクルミ味噌和え、お味噌汁、葉っぱの部分を使った大根葉の炒め物など、全て美味しく食すことができるのです。

カノナ カノナ

おススメは「おでん」
果肉がしっかりしているので食べ応え抜群ですよ。
かたいといっても箸が通る硬さなので食べやすさも問題なしです。
一般の大根よりも出汁を吸い込むように感じますよ。
冬の贅沢な一品です

前坂大根を育む山ノ内町の紹介

信州北信エリア随一の観光・リゾート地の山ノ内町。
志賀高原・湯田中渋温泉郷・北志賀高原の3つのリゾート地をもつ山ノ内町。
国立公園に指定され、また、ユネスコエコパークにも指定している世界有数の原生林や湿地帯があり自然の多様性に富んでいる志賀高原。
昔から多くの文人や歌人に愛された9つの温泉がある湯田中渋温泉郷。最近は地獄谷野猿公苑が国内外問わず大人気の温泉地。
そして、まるで天空にいるかのような錯覚になってしまうほどの雲海を見せてくれる北志賀高原。
グリーンシーズンはトレッキングやマウンテンバイク、ウィンターシーズンは言わずもがな数々のウィンタースポーツで楽しめる場所です。
と、このように、さわりを書いただけでも魅力があふれ出る山ノ内町。
山ノ内町の紹介!となると、膨大な量になってしまいますので、ここでは、カノナおススメをご紹介させていただきます。

カノナ的山ノ内町おススメスポット・横手山ドライブイン

カノナは一時期ツーリングを楽しんでいました。
実は信州は北海道に次いでツーリングのめっかなんですよ。
バイクでも最高ですが、もちろん車でも行って頂きたい場所!
それが横手山ドライブイン!!
横手山ドライブインは日本一標高の高い場所にあるドライブインです。
その高さはなんと標高約2,100m。
横手山ドライブインももちろん眺望がよく最高ですが、更におすすめが山頂エリアにある「横手山山頂ヒュッテ」
別名…というか愛称「雲の上のパン屋さん」このパン屋さんはなんと日本一高い所にあるんですよ。
まるで雲の上にいるかのような高さの場所にあるんです。

このパン屋さんは、動く歩道のスカレーターからリフトに乗り継がないと行けないパン屋さん。
5分ほどで山頂に到着します。

ここで注意
真夏に行っても山頂の気温は全く別世界です。
ふもとは真夏日越え!なんて日でも山頂は肌寒かったりしますので、羽織る物を一枚持っていきましょう!
また運行期間はグリーンシーズンの5月~10月まで。運賃も掛かりますのでご注意ください。

こちらのパン屋さんは原材料にとてもこだわりを持っていて、パンに使用している水は志賀高原の湧き水、使っている小麦粉は国産の小麦粉。
そして、防腐剤は一切使用しないで毎朝手作りで焼き上げているそうです。
ラインナップは、定番のあんぱんやクリームパン、フランスパンや調理パンなど。
料金は町のものと比べると若干お高めかな!?という印象です。
信州ならではの「野沢菜パン」や「アップルパン」も人気です。
カノナのおすすめは、クルミ・レーズンを使用したパンです。(すみません、パンの名前を忘れました…)
おやつにもお食事にもなるとても食べやすいパンですよ。
休日など多客日はお昼前に無くなってしまう可能性がありますのでお早めに利用してくださいね。

横手山に日本初のクランペット専門店が出来ました!

そして、横手山にはもう一つおススメが!
それは、日本初のクランペット専門店「クランペットカフェ」

クランペットとは、イギリス発祥の家庭的な焼き菓子で、イギリスのパンケーキというと想像しやすいでしょうか!?
イーストを使って発酵させるので、表面はカリッと、中はもちっとしたパンのような食感です。
本場のイギリスでは、スコーンやマフィンとかと同じように朝食メニューとして食べている軽食パンのことなのです。
クランペットはフルーツなどと合わせてスイーツとして味わったり、卵や野菜とのコンビネーションでお食事系として楽しむのもいいようです。
傍らには紅茶も一緒に楽しむことが本場流(^▽^)

こちらのクランペットは、クランペット自体には、甘さはほとんどなく、
表面はカリッとした歯ごたえで、中はしっとりモチモチの食感です。今まで食べたフワフワなホットケーキやパンケーキとイメージとは違います。
どちらかというとスコーンに近いイメージかな!?
バターやハチミツなどを付けて食べることが王道ですが、ジャムや、クリームチーズもとても相性がいいですし、お食事系でスモークサーモンや卵、ハムやソーセージ、生野菜など甘い系からお食事系まで何にでも合いそうです。
こちらのクランペットカフェは。ソファ席もあるのでお子様連れでも安心して利用できます。

山ノ内町・渋温泉で愛されている名物うずまきパン

温泉街というと、温泉まんじゅうや温泉卵を傍らにお土産屋さんを闊歩…
信州だと名物おやきを食べながら…も最高ですね。
この山ノ内町・渋温泉でもそんな光景をよく見ますが、パン好きカノナとして山ノ内町に入ったら絶対に味わってほしい一押しはなんといっても「うずまきぱん」
山ノ内町では食べたことがないという人はいないと言っても過言ではない地元民に愛され続けているご当地パンなのです。

このうずまきぱんは渋温泉にある老舗のお菓子屋さんが作られたパンなのです。
観光案内所でも「おすすめのご当地食べ物は?」と聞くと真っ先に名前が上がる「うずまきぱん」なのです。地元に根付いているんですね^^

このうずまきぱんは見た目は何の変哲もない黄色いクリームがうずまきになって焼き上げられているだけではっきり言ってちょっと地味…(失礼千万な発言をお許しください(;’∀’))
が!!ちょっとレンジで温めて食べてみてください!見た目が地味なんて言ってごめんなさいと一口で謝りたくなるお味です。
実は、パンのフィリングとしてマーガリンが入っているんです。そのまま食べるとちょっと舌に残るマーガリンの食感が、温めることによりじわっと溶け出してフワフワのパンの生地に染み込んでいくのです。
うずまき状に表面にある甘い黄色いクリームと塩味が聞いて溶け出したマーガリンの相性が抜群で、また一口また一口とどんどん進んでいく美味しさです。

カノナ カノナ

お手軽に購入できるうずまきパン。
山ノ内町の渋温泉に立ち寄った時はぜひご賞味ください。

山ノ内町の信州の伝統野菜・前坂大根のまとめ

前坂大根は、かつては湯田中渋温泉郷の旅館さんたちに数多く出荷され、旅館を利用する方々が召し上がっていたそうです。
最近は市場に出回る事も無く、手に入れることが本当に困難な野菜の一つとなってしまいました。
前坂大根を確実に手に入れるには「前坂大根の会」の方に連絡をして予約販売をしてもらうという形になります。
カノナもそこで予約をして手に入れました。
ですが、この予約も確実に手に入れることをお約束できるわけではないそうです。
山ノ内町は志賀高原や北志賀高原と自然豊かでお水も豊富にある地域。
また、観光客も国内外から訪れる長野県屈指の観光地。
そんな山ノ内町を昔から支えてきた「前坂大根」
後世に伝えていかなければならない大切な宝物だと思ったカノナでした。

前坂大根以外にも魅力あふれる山ノ内町。
一度ではその魅力を味わいつくすことが出来ない素晴らしい場所です。
四季折々の違った姿を見せてくれる場所でいつきても新しい発見に必ず出会えます。
食でも観光でも楽しい山ノ内町にぜひお越しくださいね。

この記事を書いた人

東京生まれの東京育ち。
現在は信州・長野県民。
仕事をしながら信州長野の野菜や果物の魅力を発信中。
自畑では伝統野菜作りに四苦八苦しています。

◆取得資格◆
野菜ソムリエ
おやつアドバイザー
食育マイスター
食品衛生管理者
パンアドバイザー
ブレッド講師ライセンス
ケーキ講師ライセンス

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