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松本一本ねぎは曲がっている珍しいネギ!松本一本ねぎを調べました!

松本一本ねぎ 野菜・くだもの
松本一本ねぎについて

カノナの信州野菜ブログ!今回の信州野菜は「松本一本ねぎ」です。
ネギのなかでも曲がっていれば曲がっているほど美味しいといわれる「松本一本ねぎ
今回ご紹介するのは、松本市の伝統野菜弓のようにしなやかに曲がっているのが特徴の松本一本ねぎです!

下仁田ネギに近い品種ですが、下仁田ネギより細く長いネギで、加熱すると、甘くトロトロになる松本一本ねぎ。お鍋などに最適のねぎです。

今回は松本一本ねぎについて紹介します!

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松本一本ねぎの歴史を紹介します!

松本一本ねぎの歴史はとても長いです。
松本一本ねぎは約300年前・江戸時代から栽培が行われていました。
栽培方法も今とほとんど変わらず行われていたようです。
かつては徳川将軍への贈答品としてとても貴重な品として重宝されていました。
資料によると、徳川家の先祖である有親父子が信濃の国にいた小笠原氏の三男・林藤助(はやしとうのすけ)尋ねた際、藤助は雪原へ出て兎を射止め、有親父子を兎の吸物でもてなしたそうです。
以後、それが吉例となり、将軍家では、毎年元日、雑煮にウサギの吸い物を出す習わしになったといわれています。
その時ウサギの吸い物と一緒にに使われたのが、松本一本ネギだったそうです。
そのことから、とても縁起のいい野菜として関東地方や東海地方にも出荷されていました。
しかし、現在は、松本一本ねぎの特徴でもある、軟らかく曲がったネギにするための植替えという作業が手間がかかり、時間もかかることから次第に栽培する人が少なくなってしまいました。

松本一本ねぎってどんなネギ?特徴を紹介します!

松本一本ねぎの特徴といえば、やはり何と言っても曲がっていることが一番の特徴の松本一本ねぎ。
松本一本ねぎは、白ねぎに属していて、根深で寒さに強く、白身が太い等の特徴があります。
通常のネギはまっすぐきれいに伸びているネギが美しいとされていますが、松本一本ねぎは逆なのです!
曲がっているほうが美味しく甘みとうま味が強いと重宝されているんですよ!

ネギは白い部分を食べることが多いのですが、松本一本ねぎは青い葉の部分も美味しく食べることが出来ます。
松本一本ねぎの葉の部分を切ってみるとヌメリがトロトロと落ちるほど出てくるのです。
このヌメリは「フルクタン」という成分で、糖質がとても豊富に含まれており、甘みの素となっているのです。そして、松本一本ねぎはこのヌメリがとても多いのです。
ですので、食べた瞬間「甘い!」と感じることが出来るのです。
と、言っても、ネギはネギ。
食べた瞬間はとても甘く感じるのですが、噛んでいくと辛みが…
ですが、それは生で食べた場合の話。
最後まで甘みを楽しむには「火を通すこと(加熱すること)」することです!
そうすると甘みも増し、最後まで松本一本ねぎの甘みやうま味を堪能することが出来るのです。

[ふきだし set=”カノナ”]

ネギの辛さの正体は、アリシンという成分です。血行を良くし身体を温める効果もありますが、生で食べると辛みを強く感じてしまうのです。ですが、火を通すと辛さを感じる物質が働かなくなるので、辛み成分が出なくなり、甘みやうま味を感じられるようになるんですよ。
薬味や味のアクセントとして使いたいときは生で、甘みやうま味を堪能したいときは過熱して食べてみましょう!様々な味を楽しめるスーパー食材がネギなのです。

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松本一本ねぎがどうしてこんなに甘くなるの?松本一本ねぎの栽培方法

松本一本ねぎはどのように栽培されているのでしょうか?
また他のねぎとちがって、松本一本ねぎが通常のネギと違ってどうしてこんなにも甘く育つのでしょうか?
そして、松本一本ねぎはどうして曲がって育つのでしょうか?
松本一本ねぎには不思議なところがたくさんあります。
わざわざ曲げることが松本一本ねぎの美味しさにつながるようなのです。
どうしてネギをわざわざ曲げて栽培するのか、どうやってネギを曲げているのか、松本一本ねぎの栽培方法を紹介します。

基本的な栽培方法

松本一本ねぎの基本的な栽培方法です。
松本一本ねぎは根深ネギになります。(スーパーなどでよく見るネギも根深ネギになります)
根深ネギは、畑の土を寄せてウネを高くして育てます。
ネギの白い部分は土に入っている個所、緑色は葉になり、土より上に出ている個所になります。


根深ネギの基本的な栽培方法
種まき(9月~10頃の寒くなる前に行います)

定植(翌春の5月上旬の暖かくなったこと、太さが7mm前後になったら定植です。苗を植える場合もこの頃になります)

土寄せ(定食後1か月後ぐらいに根元に土をかけます。成長とともに土を寄せて白い部分を育てていきます。

※植替え(松本一本ねぎだけ行います)
真夏の暑い時期に植替え。大きく育ってねぎを掘り起こし、もう一度作り直したウネに掘ったネギを立てて土を寄せます

収穫

基本的な栽培方法の中で、松本一本ねぎの場合は、植替えという作業が入いるのです!
真夏の暑い時期に行う、この植え替えという作業が松本一本ねぎの特徴です。

植替えって?

松本一本ねぎの最大の特徴である「曲がり」を作っているのがこの「植替え」です。
通常のネギの畑は80cm近くある高いウネをしていますが、松本一本ねぎは約40cmぐらいと通常のネギと比べると半分ぐらいの高さしかないのです。
ネギは成長すると地面から出てしまい、青い部分が多くなってしまうのです。
そのため、柔らかく甘みが強い白い部分を多くするため、成長に合わせて土をかぶせて日光を遮断するのです。
ですが、松本一本ねぎはウネが低い…
それは、植替えをするからなのです。
成長したネギを一旦ぬいて、また新たなウネに植えるのです。
そして、その時に少し寝かして植える!これが、松本一本ねぎの植替え、そして、松本一本ねぎならではの栽培方法なのです。
寝かして植替えをするためウネが低いのです。
そして、この寝かせる栽培方法が、ネギを甘くする役割をもっているのです。
本来、ネギは真上に伸びようとする植物です。ですが、寝かされてしまっているネギは、ストレスがかかり、身を守ろうとして、自ら糖分を作り出す!と言われています。
これが、松本一本ねぎの美味しさの秘密だったのです。

[ふきだし set=”カノナ”]

曲がっているため収穫は手作業です。曲がっている方向を間違えるとパキっと折れてしまうんで大変な作業なんです。
手間暇かかったこの松本一本ねぎは青い部分も柔らかく甘いので一本全て食べられますよ~
やっぱりお鍋が一押しかな ^^

[/ふきだし]

収穫した松本一本ねぎは3日間ほど天日干しし、根も土もついたまま販売されます。
手間暇かけて栽培・収穫された松本一本ねぎですが、意外とお財布に優しい手ごろな価格で手に入れることが出来るんですよ。
ただ、生産者の方が少なくなって多く出回っていないため気軽にどこでも手に入るわけではない現状です。

産地の松本市について紹介します!

松本一本ねぎを育んでいる松本市についてご紹介します。
長野県一の商業都市である松本市。
松本城を中心都市城下町として栄えてきた歴史があります。
今現在も県庁所在地である長野市より経済的にも流行的にも長野県の最先端の場所ではないでしょうか?
ここでは、ちょっと他とは違う松本市を紹介しちゃいます。

松本市あるある(ちょっとナナメにみてるよ)

●ご馳走様ではなく「いただきました」と言う
●長野県の空の玄関口なのに、何故か新幹線は通っていない
●そのため「新幹線」の単語には敏感&うんざり感
●松本市内では渋滞の悩みが尽きない
●松本走りという独特の車の走り方がある
●地元民はあまり松本城を利用しない
●松本市出身の人は「長野県出身」とは言わず「松本出身」と言う

[ふきだし set=”カノナ”]

私の知り合いも「松本出身」ですって言ってました!
長野県ではなく、松本というところに、地元愛を強く感じました♪
県庁所在地の長野市より、松本市の方がイベントなど様々な催し物が開催されて賑やかな印象です。
そんな場所で歴史深い伝統野菜が作られていることにさらに驚きです。

[/ふきだし]

松本一本ねぎは曲がっている珍しいネギ!松本一本ねぎを調べました!~まとめ~

松本一本ねぎが思わず食べたくなるような、松本一本ねぎの魅力満載なご紹介となりました。
商業の街でもある、長野県で一番華やかな松本市にこのような伝統野菜が育まれていることにびっくりしました。
長野県は奥が深い…
この松本一本ねぎも他の信州の伝統野菜と同じく現在生産者が年々減少しているという課題があります。
植え替えをするという手間と、ほとんどの作業が手作業という手間…
手間暇かけて美味しいものが出来ているのですが逆にそれが原因でなりて不足になってしまっているという悲しい現実です。
今は『まがりちゃん』とネーミングをつけて更に周知するための努力をしているそうです。
他の伝統野菜と同じく、未来に向けて育んでいかなければならない大切な野菜ですね。

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