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パワーたっぷり長野市戸隠の戸隠大根を深堀!

2020 9/30
パワーたっぷり長野市戸隠の戸隠大根を深堀!

善光寺に次いでパワースポットとして信州を代表する場所・戸隠!
言わずもがな戸隠神社がある場所です。
歴史が深いこの場所にも「信州の伝統野菜」があるのです。
それは…
戸隠大根
はるか昔から食されていた野菜・大根。
戸隠地域でも長い年月愛され続けている大根が戸隠大根なのです。
今回はそんな戸隠大根を紹介します。

伝統野菜に認定されている大根12種類の紹介

上野大根(諏訪市)、親田辛味大根(下條村)、たたら大根(長野市芋井)、戸隠大根(長野市戸隠)、ねずみ大根(坂城町)、灰原辛味大根(長野市信更町)、前坂大根(山ノ内町)、牧大根(安曇野市)、山口大根(上田市)、切葉松本地大根(松本市他)、上平大根(千曲市)、後山地大根(諏訪市)

目次

戸隠の伝統野菜・戸隠大根の特徴と歴史を紹介します!

名前:戸隠地大根(トガクシジダイコン)
その名のとおり、長野市の戸隠地域で生産されている地大根です。
またの名を“きわだつ辛さに ほんのり甘さ”の 戸隠地大根「戸隠おろし」と呼ばれています。
辛み大根特有の辛さを持ちつつも、優しい甘みを感じることが出来る味わい豊かな戸隠大根です。
その歴史は江戸時代にまでさかのぼると言われています。
絶大なパワースポットとして人気の高い戸隠でいまなお大切に育まれている戸隠大根。
どんな特徴があり、どんな歴史があるのか、美味しい食べ方など深堀していきます!
知れば知るほど戸隠大根が美味しくなるかも!?

戸隠大根の特徴を紹介します!

形は小型で、長さがおおよそ18cmで直径約4cmぐらいが平均的な大きさとなっております。
重さは300g程度とスーパーなどで見かける大根よりだいぶ小さい大根になります。
形も特徴的ですが、一番の特徴は味!
辛みがとても強く、辛み大根として親しまれています。
その辛みはおろすと強さが増しますが、その強い辛みの中にも甘みが感じられ、その深い味わいから一度食べたら病みつきになると言われています。
戸隠の特産の蕎麦ととても相性が良く、戸隠では薬味にワサビではなく、戸隠大根のおろしが用いられることが多くなっています。
おろし以外では、現在は、たくあん漬けに利用する方も多く見受けられます。
付けると長期間保存ができ、翌年の初夏まで楽しむことが可能となります。
肉質が緻密で硬いため、歯ごたえもとてもよくパリパリとした食感が癖になります。

カノナ カノナ

戸隠大根のおろしは冷たいお蕎麦に入れて食べるのが一番おススメです!
程よい水分量で辛みだけではなく甘みも感じられて本当に絶品です。
ちなみに、この辛みの中に甘さを感じる味わいを地元では、を“甘もっくり”というですよ。
激辛がお好みの方は先端部分でおろしてみましょう~( ̄― ̄)ニヤリ

※千曲市・坂城町の信州の伝統野菜である「ねずみ大根」と姿が似ている戸隠大根ですが、戸隠大根のほうが細身で若干長さが長くなっています。
収穫時期も異なり、戸隠大根が10月中旬~11月中旬までの約1ヶ月あまりと短く、ネズミ大根は9月中旬から12月中旬ぐらいが旬となっております。

戸隠大根の歴史を紹介します!

戸隠大根の始まりは、江戸時代に麻を交易する商人が持ち込んだと伝えられています。
そして、戸隠神社の宿坊にはその時代から蕎麦の薬味として利用されていたとの記録が残っています。
戸隠大根はずっと自家採種によって栽培が行われ続けていたため、長年月が過ぎる中で形や特徴・特性にばらつきが出てきてしまいました。
このままでは本来の戸隠大根ではなくなってしまうと地域の方々が立ち上がり、品種改良を重ね平成14年・2002年9月に本来の特性を持った「戸隠おろし(戸隠大根)」ができたのです。
現在は、戸隠おろし振興会の方々が大切に管理・生産されています。
旬の時期には契約販売された直売所などで見ることが出来ます。
またたくあん漬けなどの加工品も出回っていますので令和になった今は、比較的手に入りやすい、味わいやすい伝統野菜となりました。

深めよう!大根の知識!こんなにあるよ大根の種類!!

日本の食卓にかかせない王道の野菜・大根!
その歴史は古く、なんと弥生時代には日本に伝来していたと言われています。
大根は日本の最古の野菜の一つでもあるのです。
日本に伝来された際、中国北部など寒い地域を経てきた大根は「かたい大根」が、南のインドなどを経て日本に来た大根は暑さに強い「やわらかい大根」が来たと言われています。
そして、この2種類が合わさった日本では、多種多様な大根が生まれたのです。
世界一重たいと言われている「桜島大根」や根が長いと言われている「守口大根」などその土地や気候に適応して姿、形を変えた大根たち。
そんな大根を一部紹介します!

カノナ カノナ

ちなみに大根は葉の部分も栄養が多いのです!
ビタミン、ミネラル等は格段に根よりも豊富なようです。
ですので、葉は捨てずに葉もきちんと食べましょう。
カノナは大根菜っ葉ご飯が好きです^^

青首大根
市場にいちばん多く出回っているのがこの青首大根。
首の部分が緑色なので「青首」といわれます。
太さが均一で長細く、重さは1〜2kgぐらい。
サラダや漬物などの生食を始め、煮物やお味噌汁など調理にも美味しい万能大根です。

三浦大根
神奈川県三浦半島の特産
中央部がふくらんだ大型の大根です。
辛みと赤身のバランスがいい三浦大根。
肉質が柔らかいためおでんなどに最適。近年は年末のみに出荷される貴重な大根です。

聖護院大根
「しょうごいんだいこん」と読みます。
この大根は、京都の伝統野菜なのです。
姿は丸い形で1〜2kgくらいの大きさで見た目は「カブ」のようなのです。
京都の特産の千枚漬けがとても美味しいです。

桜島大根
丸い形でカブのような姿が特徴が、一番の特徴はその重さ!
なんと20kgにもなる大型の大根なのです。
鹿児島県の特産で、その歴史は古く江戸時代から栽培されています。
大型の大根ですが、肉質はやわらかくて味が染み込みやすいくて、煮崩れしにくいのでおでんやふろふき大根にぴったり。他にも漬物やおろし、切り干し大根にしても美味しいですよ。旬は1月~2月頃です。

桜島大根

黒大根
通常の大根は皮も白いですが、この大根は皮が黒いという特徴をもつ大根。
ヨーロッパが原産で、円筒の形や丸型の形とがあります。
固めの食感でステーキなどにすると絶品です。またその色味からサラダなどにすると珍しい色彩が楽しめます。

亀戸大根
江戸の伝統野菜のひとつ。
江戸時代~大正時代まで東京都江東区亀戸周辺で多く栽培されていました。
長さが25~30cmくらいで先が細い小ぶりの大根です。
浅漬けやぬか漬けなど漬物にするとおいしいです。

赤大根
黒大根と同じく川に色が付いている大根。
その名のとおり、皮が赤い大根です。
黒大根との違って中身まで色が付いているものなどもあります。

ラディッシュ
日本では「二十日大根」と呼ばれています。
ヨーロッパ生まれの大根んでその名のとおり、種を蒔いてから20日ほどで収穫できる大根です。
皮が赤くて中が白い2cmほどの丸型が主流で、生のままサラダにしたり、甘酢漬けなどで食べることが一般的です。

練馬大根
江戸時代から東京都の練馬地方で栽培されている伝統野菜の大根です。
大きいものでは100cmになることがある大型の大根です。
残念ながら現在ではほとんど生産されていない大根です。

守口大根
練馬大根より長い特徴がある守口大根はなにわの伝統野菜の一つです。
その長さは120cmに達するほどです。
ギネスにの世界最長の大根に認定されています。
名古屋名物の守口漬に利用されています。

パワーたっぷり長野市戸隠の戸隠大根を深堀!

戸隠は平成17年・2005年1月1日に長野市に編入しましたが、それまでは長野県上水内郡戸隠村と呼ばれていました。
戸隠神社の門前町として観光客で賑わっています。
戸隠自体がパワースポットにもなっていてとても人気が高いのです。
とくに戸隠神社の奥社のパワーは最強とか…
そこで育まれた伝統野菜の戸隠大根。美味しさだけではなくパワーもたっぷり!?な大根なのかもしれません。
この戸隠大根と切っても切れない食べ物がやはり「戸隠そば」
この戸隠蕎麦を食べに日本全国から戸隠へ赴くほど。
戸隠蕎麦の歴史も古く平安時代までさかのぼるほどです。
戸隠蕎麦の蕎麦打ちの技は現代も大切に受け継がれ大切にされています。その精神も戸隠大根にも反映され大切にされています。
色々と経て受け継がれてきた戸隠大根。
今も味合うことが出来る数少ない伝統野菜です。その味をぜひ戸隠に行って味わってみてください!!

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この記事を書いた人

東京生まれの東京育ち。
現在は信州・長野県民。
仕事をしながら信州長野の野菜や果物の魅力を発信中。
自畑では伝統野菜作りに四苦八苦しています。

◆取得資格◆
野菜ソムリエ
おやつアドバイザー
食育マイスター
食品衛生管理者
パンアドバイザー
ブレッド講師ライセンス
ケーキ講師ライセンス

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